HOME > ツーリングスポット > 川内峠
ツーリングスポット 観光スポット情報

backhome
川内峠 -Kawachi Pass-

PHOTO

平戸島北部にある標高270mの草原。
西海国立公園の指定を受けている自然公園である。
そこからは平戸瀬戸や生月島などを見渡すことができる。
駐車場にバイクを止め、頂上まで登れば360度の大パノラマを満喫!
駐車場から緩やかな階段をわずか2分ほど登るだけなので、ここに来たら絶対に登って景色を堪能してほしい。

ただ、峠と言ってもワインディングはないので、走りに期待してはいけない。

平戸島まで来たら、隣の島である生月島までツーリングする人は多いと思う。 この川内峠は、生月島へ向かうルートの途中に盛り込むこともできる場所。 生月島を目指す人も、絶対に立ち寄ってほしいスポットである。

次の画像は、川内峠の案内板です。 クリックすると、文字が読める大きさの画像を表示します。

オススメ度 ★★★★★
ジャンル [自然][景色][写真][休憩]
オススメ時期 4月下旬〜11月
ここはオススメです!

川内峠は、toshi-kaw的に平戸島の中でもかなりオススメの場所です(^o^)

平戸市街から向かってくると、最後のカーブを曲がった瞬間、美しい草原がちらりと見えます。 ここで「おお〜〜!」と、期待の気持ちがこみ上げてきてテンションは急上昇
第一駐車場の手前まで来ると、左手に緑がまぶしい草原、右手には青く美しい古江湾が広がります!!
それを見たら、「平戸に来てよかった!!」と思ってくれること間違いなしです!!!
なにせ、川内峠まで家から10分とかからない私が、何度ここを訪れてもそう思うのですから。

第1駐車場の前からは、気持ちの良いカーブが続いているのが見えます。 バイク乗りなら思わずそのままカーブに入っていきたくなるでしょう。 しかし、そこはグッと我慢して駐車場に入ってください。 川内峠は小さな高台。 見えているカーブをすべて曲がると、川内峠を走り去ってしまいます。 平戸島は、走りを楽しむところではないのです。

レストハウスがあるこの駐車場に止まり、まずは平戸島まで走ってきた体とバイクをちょっとだけ休めましょう。

360度のパノラマを
堪能しよう!

駐車場からは石碑が見えると思います。 その石碑は、「吉井勇」という歌人の歌碑です。 碑には、この川内峠からの風景を詠んだ歌が刻まれています。

石碑の脇からは、平戸瀬戸にかかる赤い平戸大橋を眺めることができます。 対岸は九州本土。 その緑と平戸瀬戸の青色、そして平戸大橋の赤。 しばしその眺めを堪能してください(^-^)

レストハウス1階にあるトイレで用を足したら、売店、または自動販売機で飲み物を買い、それを持ったらいよいよ川内峠の頂上へ。 わずか2分ほど登るだけで峠の頂上。 登るとわずかに汗ばむでしょうけど、その価値はありますよ(^o^)

頂上は、下から見たときの印象よりかなり広いです。 そこからは、平戸瀬戸、平戸大橋はもちろん、平戸市街も見え、振り返れば古江湾から生月島を眺めることができます。 さらに霞もない晴天の日なら、なんと壱岐対馬までもを見ることができるのです\(^o^)/

真っ白い雲が浮かんだ青い空、真っ青な海、そして緑。 美しい風景を堪能しながら、さっき買った飲み物を飲んで、疲れやストレスから回復してください(^-^)

十分休んだら、いよいよ出発。 頂上から下りるときも景色を十分に堪能し、駐車場に向かいましょう。 バイクに乗ったら、来た道を戻るのではなく、峠の奥へ。 美しく連なるカーブを抜けて、下りに差し掛かります。 左手に第3駐車場が見えるので、時間に余裕がある人はここで止まってそこからの眺めを楽しんだり、そこから行ける2カ所の頂上に登って景色を堪能するのもいいでしょう。

第3駐車場をパスした人は、そのまま道なり。 そこまでの道と違い、狭く、道路の状態も悪くなりますので、気をつけながら進みます。 すると……。
今度は走っているのに思わず目を奪われてしまうような、美しい平戸瀬戸と川内湾が目に飛び込んできます! 目を奪われすぎて、事故注意(;>ω<)/

このまま道なりに進んでいけば、生月に向かう県道19号と合流できます。

1年中、違う姿を見せる川内峠

川内峠は、その季節によって違う姿を楽しむことができます。

〜春〜

川内峠は、美しい平戸ツツジに包まれます。 およそ4月の中旬から5月の始めにかけて、満開の時期を迎えるのです。

川内峠全体にツツジが生えているわけではないのですが、駐車場の周りや川内峠を走る道の脇に綺麗に咲いています。

ツツジを堪能するなら、第1駐車場を通り過ぎ、美しく連なるカーブを抜けて、下りに差し掛かったところのある大きな駐車場(第3駐車場。川内峠の中で1番大きな駐車場)に向かいましょう。 トイレと東屋がある付近は、ツツジがたくさん植えられています。

この時期になると、だんだんと緑が美しくなってきています。 新緑まぶしいこの時期が、川内峠は1番美しい姿をしていると思います。

〜夏〜

草原を彩る緑も色濃くなり、草の丈も高くなってきます。 真っ青な空に真っ白な入道雲。 草原の濃い緑と、深い海の色。 この時期は、強烈な色彩に彩られた川内峠を見ることができます。

頂上に登ると汗だくになってしまうかもしれませんが、そこから見える景色は1年のうちで1番かもしれません。

〜秋〜

草原の緑も色あせ、一面黄色い色調に包まれます。 緑に覆われていた草原は、一面ススキの野になるのです。

風に揺れるススキをのんびり眺めるのも、気持ちいいですよ。

この時期になると、日が暮れるのも早くなります。 18時前になると、綺麗な夕日を眺めることができます。 帰る時間に比較的余裕のある人は、赤く染まる空を眺めてみるのもオススメです(^-^)

〜冬〜
野焼き後の川内峠
野焼き後の川内峠(2005年2月13日撮影)
野焼きは2月6日に行われた。

寒い時期なので、あまり近づいたことがないのでレポートができません(^_^;
降雪があったとき以外は、凍結していることはないと思うので、訪れることはできるでしょう。

2月の第1日曜日には、枯れ草に火を入れる「野焼き」が行われます。

現地へのアクセス

拡大地図を表示

川内峠への順路は、右の地図に示した2種類がメジャーじゃないでしょうか。 青線の順路は、平戸大橋からの向かう場合。 赤色の順路は、平戸市街を通ってから向かう順路です。

地図は、このページ上でも操作して見ることが出来ますが、地図の下にある「拡大地図を表示」をクリックしてから開いた地図で見ると、見やすいでしょう。

top

記入日:2004.12.23.
inserted by FC2 system